まるでロックコンサート!フィンランド発起業イベントSlushがアジアに到来

初見はまるでロックコンサートのようだ 。フィンランド発の起業イベントSlushが来月の4月24日に東京へ上陸する。

豪華なゲスト陣も世界中から集う。国内からはLINEの森川亮社長、DeNA創業者の南場智子さん、さらにベンチャー企業に注力している福岡市の高島宗一郎市長など。海外からはAngry Birdsで世界に名を上げたRovio社やClash of Clansを開発しているSupercell社の代表が訪れる。

guestlist

Slushに集う豪華なゲストたち

このイベントを仕切るのは日本語も流暢なフィンランド人のAntti Sonninen
(アンティ・ソンニネン)さん。Rovio日本法人代表を務めたことがあり、今は国内で起業している。学生ボランティアを募るために東京大学で開催された説明会で話を伺った。
 

Slush Asia代表のアンティさん。スタートアップこそが未来を担うという。(写真はStartup Schoolから)

Slush Asia代表のアンティさん。スタートアップこそが未来を担うという。(写真はStartup Schoolから)

Slushの魅力を教えてください。

Slushはこれまでにない起業カンファレンスです。まず、公用語が英語だというのは日本初です。またこれまで国内で開催されたものはフォーマルでしたが、Slushはロックコンサートのようなスタイルで、ベンチャー文化をさらに盛り上げるはずです。このような演出をすることによって今まで起業に興味がなかった人たちも集まるでしょう。
ゲストたちもロックスターです。例えば フランス人のBertrand Schmitt(バートランド・シュミット)さん は中国でアプリ利用解析サービスAppAnnieを起業し、現在はアメリカに移り住んでいます。そんな彼が日本に来ます。ゲストがここまで国際的だとは想像もしていなかったでしょう?
ボランティアに参加すればこんな豪華なゲストたちと話をすることができるのです。
 
Slushがアジアに上陸するきっかけは?

Yahoo! Japanを立ち上げた孫泰藏さんがSlushの常連でした。その縁で今年1月中旬に声をかけていただき、アジアでも開催することになりました。
 

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フィンランド留学中にSlushに参加した田口佳之さん

アンティさんと一緒に立ち上げに加わっている学生の田口佳之さんも話に加わった。
 
どういった経緯でSlush Asiaに関わることになりましたか?

去年留学していたフィンランドでSlushにボランティアスタッフとして参加しました。「日本人ですか?」とアンティさんに声をかけられ、その場で知り合いました。3ヶ月後しゃぶしゃぶに誘われたところ、当時のSlush代表の方も同席していてビックリ!そのままSlush Asiaに加わりました。
 
なぜ学生にも運営に参加して欲しいのでしょうか?

元々Slushは学生が始めたムーブメントなんです。しかもフィンランドの大学では公欠で単位が認められます。日本でも学生を巻き込んで、後輩たちが続けるようなイベントにしたいです。

他にも、学生たちにスタートアップが「イケている」ことを発信するつもりです。スタートアップならではの「新しいものを生み出す」マインドセットを感じてもらうことによって、これからの日本を担う意識を持ってもらいます。
 
現在Slush Asiaは学生ボランティアを募集中とのこと。既に開催日が待ち遠しい。
 

 
Slush Asia公式サイト:  http://asia.slush.org/
ボランティア募集フォーム: http://docs.google.com/

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ローランド リチャード

ローランド リチャード

1994年、東京生まれ。大学時代にリッキーレポートを始める。現在は会社勤めしている。 社会人生活を始めてから更新が途絶えるものの、また新しい記事を投稿したい思いを持っていた。

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