昨夜はちょくちょく訪れる新国立劇場へ。
相変わらず学生割引の恩恵を受けています。
ヴェルディといえばクラシック音楽史上有数のオペラ作曲家で、母国イタリアの民衆にも親しまれ続ける数々のメロディーを生んだことで知られます。
オペラといえば敷居が高そうですが、ヴェルディのエンタメ性が高い作品はそんなイメージを覆します。
キャストも本格的で、本場イタリアからの歌手も舞台に立ちます。さらに合唱団の中で以前の公演で見かけた顔をまた見かけるなど、リピーターならではの発見もありました。オペラハウスに響き渡るオーケストラの生演奏と美声には魅了されました。
個人的な視察ですが、ヴェルディの曲は合唱を多用しており、まるで民衆が団結している印象を受けます。だからこそ、当時のイタリアの国民運動でも多々歌われたのでしょう。
休憩時間のラウンジでは、当劇場の芸術監督、飯盛泰次郎先生の姿が!イタリア人らしき方々に囲まれ、現地のアクセントで”Very Beautiful”という好評の言葉を盗み聞きしてしまいました。
近いうちに飯盛先生が指揮するワーグナーを再度拝聴したいものです。
↓こちらもどうぞ↓
The following two tabs change content below.

ローランド リチャード
1994年、東京生まれ。カナダと日本のハーフ。現在、慶應義塾大学の湘南藤沢キャンパス(SFC)に通っている。当サイト唯一の運営者。

最新記事 by ローランド リチャード (全て見る)
- フィンテックがなぜ日本で普及しないのか?日銀出身者が金融業界を斬る - 2017年8月24日
- 大型組織にクラウドサービス導入、最大の教訓とは?慶応大学教授が伝授 - 2017年8月24日
- 暗号通貨を制するのは誰だ?金融界キーマン達が未来図を描く - 2017年8月24日